2025.11.12

ネクストワン合同会社代表武田 吉正氏にご登壇いただきました
~11月6日会員限定セミナー開催報告

ネクストワン合同会社代表武田 吉正氏にご登壇いただきました
~11月6日会員限定セミナー開催報告

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11月6日、当協会主催の会員限定セミナー

「本当に必要なプロセスを可視化する雇用と支援の質を上げるIT成功事例
~障害者雇用企業、福祉施設がこぞって導入するKimochiPlusに学ぶ~」

が開催されました。

まず武田氏をお招きした大きな理由の一つでもある数ある実績をご紹介いただきました。
個社名を挙げての実例では、よく知る有名企業、就労支援施設も登場しました。

そして、武田氏ご自身の経歴としては、デジタルマーケティング領域出身者であるということ。
ご自身が会社員時代に障害者とともに働いた経験や当事者研究。
これらもKimochiPlusというサービスを強くする土台となっているようでした。
(特に会社員時代立案された工夫の一つ、「思考避難シート」は、
一緒に働いたからこそ見出せる、現場で活きそうな実感のある支援策でした)

講演の一番の焦点「支援のIT化によって得られるもの」の要点としては下記のとおり。

■支援のIT化によって得られるもの
 ・本人が「支援依存」から「自発的行動」へ変化した
 ・セルフケアの「幅」が広がった
 ・支援の「型」が変わった

解決策提示型「~はやめたほうがいいね」「~しよう」から
問いかけ型「どんなときにそれは起きる?」「どうしたらいいいと思う?」へ

 ・シーンの「場合分け」で活躍の場が発見できた
  「コミュニケーションが苦手」から「コミュニケーションの『何が』苦手かを深堀りへ
 ・議論のしやすさが変わった
  可視化してあれば「議論」がしやすい

その後質問も活発に行われ、盛況な開催となりました。

活発な質問の様子
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参加者感想
・ツールの活用イメージが湧いた
・セルフケアができるソフトで、支援者も活用できるというスタンスが素敵に感じました
・当事者のセルフケアに有効だと感じた
・サポートツールとして簡易的で、視覚的にもわかりやすく、当事者及び支援者/管理者の双方にとって良いと感じました。
・障害者はもちろん、健常者(私)に活用できるものと感じたため
・管理者間の共通言語ができると感じた
・支援のムラや正解のないと思える対応業務の一助となりそう
・自社ツール活用中だが、より有効に使える方法を模索する必要がある


セミナー終了後、懇親会の様子
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今後も促進協は、このような対話の場を通じて業界の発展と障害者雇用の質の向上に貢献してまいります。
次回会員限定セミナーをご期待ください。



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